韓国伝統の式、ペベクとは

 

 

こんにちは、道産子ミョヌリです。

 

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私たち夫婦は2017年2月入籍し、11月に韓国で結婚式をしたんですね。

 

本当は実家にいるじいちゃんや韓国まで来れない人の為にもせめて披露宴だけでも日本でやれば良かったな〜と後悔してますが

そんな余裕もなく…時すでに遅し。

 

 

そこで今日は韓国の結婚式文化を2つに分けてご紹介します。

 

 

まず第1弾!

★伝統式폐백(ぺべク)

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結婚式の後に行う韓国伝統の式です。

ペベクとは「新婦が新郎側の家族(親戚含め)に挨拶をする為の式」なんです。

本来は部屋の中に新郎側の家族しか入らないんですが、やっぱり日本のみんなにも見てもらいたい!と思って立ち見ですが入ってもらいました。

 

 

では一体どんなことをするのか?

 

まず新郎新婦は伝統の衣装に着替えます。(韓服の上から羽織るだけ)

 

上の写真のように前に座り、新婦は腕を常に上げたまま。これがキツイ(-_-;)

司会者がいないのでどこから式が始まったのかよく分かりませんでしたがずっと仕切ってるおばさんがいたので、とりあえず言う通りに進んでいくという感じでした。

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初めに新郎新婦がお互いにお酒を注ぎ、腕を交差して飲みます。

その後テーブルに置いてあるナツメを加え2人で食べます。ナツメの種を食べた方が家庭の主導権を握ると言われてるそうですが、最近は新婦に譲ることが多いそう…もちろん道産子ミョヌリが食べました!


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次に新郎が新婦をおんぶして部屋を1周。なんの意味があるのか分からず仕切ってるおばさんに着いて行く状態ですw
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日本人からはなぜか「お〜」と拍手が✨


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次に旦那の両親が前に座り、初めのように新郎新婦がお酒を注ぎそれを飲んでもらいます。この時たしか土下座のような挨拶もしました。

その後テーブルの上のお供え物を食べてお祝いの言葉とお金を貰います。

 

その後ナツメと大きな栗を新婦の持っていた布めがけて投げまず。入った数をみて「男○人、女○人産みなさい!」と仕切りおばさんに言われ呆気なく次へ進みます。

 

続けて祖母、親戚夫婦、いとこ…順番にお酒を注いで飲んでもらう→お祝いの言葉→お金貰うの繰り返しです。

この時のお金がご祝儀になります。

 

 

最後に写真撮影をして終了。。

 

 

やる事自体はとても簡単で事前に説明もなにも無いので言われたことをやるだけです。

 

ただ何も知らないでやるよりは何となく流れを知っておいた方が疲れにくいかなと思いました。

 

 

 

-ペベクを経験して思ったことはー

*韓国で挙式をするならペベクをやった方が良い。日本から来てくれた人に後々聞くと結婚式よりペベクが楽しかったそうです。

 

*新婦の髪が長くないとできない。お団子にして大きなかんざしみたいなのを刺すのである程度長さが必要。(エクステ付けました)

 

*結婚式とは全く別なので供え物を頼んだり事前の予約を忘れないこと。ネットでも売ってます。

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ペベクは新婦が新郎側の家族に挨拶をする式。なので新婦側が準備するのが一般的みたいです。

 

 

 

 

ぜひ参考までに。